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プレゼンテーションで大切なパワーポイントやプレゼン技法、無料/有料デザインテンプレートについての話題を書いてます。立教大学非常勤講師。教育システム情報学会会員。
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プレゼン侍はこう思う「ヒトを動かすということ」
b0060530_1014283.jpg日本唯一の雪上車、誕生のヒントに戦車 によると明治40年創業のこの会社は、もともとは石油削井機器の製作が本業で、ブルドーザーはおろかトラックも車も作ったことはなかったそうです。




記事によると、そのような会社が雪上車制作に挑戦しようとしたのは、
「豪雪へき地の民生安定のためにどうしても必要だ」という熱意
だそうです。

この熱意がスゴクとても重要ですが、そして更に、その前提として双方に信頼関係が元々あったのではないかと推測します。ヒトは単にお金だけのことではなかなか動かないものです。

1980年代後半に米国では危うく金融危機になりかけたことがありました。シカゴにあるマーカンタイル取引所。ここで、ある日市場の取引の精算が翌日の朝までに終わりそうにもない、という事態が発生しました。精算が終わらなければ翌日市場を開けることができません。市場が開けられなければ市場は金融危機と判断してパニックになり、本当に金融危機になります。そんな状況がありました。

しかし、精算のチームがなんとかがんばって朝6時には残り4億ドルというところまできました。すると、トップは知り合いの銀行に電話をかけ4億ドルの融資を懇願します。しかし、朝6時ですから電話に出たのは秘書、そして頭取もいないと言われます。しかし、粘っていると、

「ちょっと待って、そこを頭取が通ったから聞いてみるわ」

すると、数分後「許可が下りたわよ」と融資を受けることができたそうです。これにより、マーカンタイル取引所では金融危機勃発の引き金を引くことを避けられたそうです(NHK特番より)。

そのやりとりの詳細はわかりませんが、秘書が数分で頭取を説得し、決済をもらえたのは、金融危機を招かせたくない、という状況説明のうまさと熱意と、そして、何よりも普段からの秘書としての信頼関係があったからではないかと推測します。「彼女がいうんだから」という判断も少なからずあったのではないでしょうか。

プレゼンテーション的には、ヒトを動かすための説得には信頼という土台が大切だと思います。どんなに熱意があっても信頼できる人物でなければ、とくにお金に絡んだ説得というのは難しいのではないでしょうか。除雪車研究の説得も、やはり当時そういった信頼関係が自治体と企業とであったのではないかと思います。

信頼関係を築けるような本当のお付き合いを取引先とはしたいですね。(^-^)
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by digipre | 2005-02-10 10:05 | プレゼン技法全般
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